「μαμά（ママ＝お母さん） Ευχαριστώ!（エフハリスト！＝ありがとう！）」
思っていても、なかなか伝えられないですよね。

母の日＝「赤いカーネーションにプレゼント」が定番な感じの現在ですが、アメリカに住むアンナ・ジャービスが亡き母に「白い」カーネーションを贈ったことが、母の日のはじまりのようです。
カーネーションには「十字架に架けられたキリストに、聖母マリアが涙した後に咲いた花」という話があり、また、古くから「母性愛の象徴」とされていたことも「母の日にカーネーションを贈る」習慣につながっているとも言われています。
古代ギリシャではオリンポス山の主神ゼウスに花冠を捧げる習慣があり、カーネーションは、花冠を作る上で欠かせないものでした。
また、カーネーションは学名を「Dianthus caryophyllus」といい、「Dianthus」は古代ギリシャ語の「Dios Anthos（神の花）」に由来します。
はじまりはアメリカからですが、ギリシャとも深い関係のあるカーネーション。
ギリシャ語で「花」を意味するルルーディア。
今年の母の日、カーネーションとともにギリシャの風を届けませんか？

「Ευχαριστώ πάρα πολύ !（エフハリスト　パラポリ！＝ありがとう！の最上級）」
感謝の言葉と気持ちを込めて…。