エーゲ海と神話の国、ギリシャから素敵なお土産雑貨が届きました。
トロイア戦争の神話に登場する、「トロイの木馬」のブロンズ像です。
胴体には、永遠や団結を意味する「メアンドロス模様」が描かれています。
ギリシャ神話で語られるトロイア戦争(ギリシャ対トロイア)において、大きな木製の馬を作り、ギリシャ兵を中に忍ばせるという作戦です。長年続いたトロイア戦争を終結させる要因となったものです。
大きさなどの違い ミクロ(小さい)・メガロ(大きい) をお選びください。
★トロイア戦争 〜「ゼウスの正義」の戦い〜 【ギリシャ神話】
ホメロスの叙事詩『イリアス』などで語られる、ギリシャ対トロイアのお話です。最高神ゼウスは増えすぎた人口を調節しようと考えました。そして「パリスの審判(美を競った3人の女神、ヘラ・アテナ・アフロディーテ。審判者パリスはアフロディーテを選んだ)」を経て、トロイアの王子パリスがスパルタ王メネラオスの妻ヘレネーを奪ったことが原因と言われています。
「トロイの木馬」など有名なエピソードで知られ、アガメムノン・アキレウス・パトロクロス・オデュッセウス・ヘクトルなど英雄達や神々の物語です。
★メアンドロス模様とは
芸術分野、建築分野において、メアンドロスは、モチーフの繰り返しにより構成される装飾的な線状の縁どりです。
このようなデザインは、英語圏では、ギリシャの雷文(Greek Fret)とか、ギリシャの鍵型のデザイン(Greek Key design)とも呼ばれますが、これらは、近代の言葉です。
メアンドロスと言う名前は、曲がりくねりながらも遠々と流れる「メンデレス川」に由来すると言われています。
メアンドロスは、古代ギリシャに於いて、最も重要なシンボルでした。恐らく、『無限・永遠や団結を象徴化』したものでしょう。たくさんの古代ギリシャの建物などで、このメアンドロスを見ることが出来ます。
遠々と流れる川の流れの様子から
『途絶えることのない愛』を表現しており、ギリシャを代表する金銀細工の精巧なデザインとして用いられています。
素材 ブロンズ(青銅)
ミクロ(小さい)
サイズ 高さ 約13.3cm 台座 縦 約2.3cm 横 約7.7cm
重さ 約183g
メガロ(大きい)
サイズ 高さ 約16cm 台座 縦 約2.3cm 横 約8.1cm
重さ 約216g
国 ギリシャ
商品写真をクリック(タップ)すると、より大きな写真でご覧いただけます。
〜ギリシャ ぷち情報〜
ギリシャ神話を知らなくても、なんとなく聞いたことがある「トロイの木馬」というキーワード。コンピューターウイルス?感染?この言葉もギリシャ神話に由来しています。
偽装して入り込むというのが、木馬の中に忍んでいたギリシャ兵のよう。そして、自らインストールしてしまうというのは、トロイアが自ら城門を壊してまで、木馬を引き入れてしまう状況と似ています。
まさに、コンピューターに被害をもたらす「トロイの木馬」ですね。
現代にも影響を与えるギリシャ由来の事象は、意外と身近な場面で多く見られます。