店主コラムは「ギリシャを身近に感じて頂き、その上でギリシャの商品をお届けできれば」という思いから、
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ギリシャで暮らした5年間の中で、特に生活に密着した出来事などを書き連ねてみましたので、
どうぞ、ごゆっくりお楽しみくださいませ(*^_^*)

(2)2008年9月21日(日)号 ギリシャ人

こんにちは!まだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
というわけで前号の予告通り「ギリシャ人」について書きたいと思います。

「のんびりしているが喜怒哀楽の激しい人々」と言った感じでしょうか(苦笑)。
「のんびり」した部分としては「シェスタ(昼寝)」が挙げられます。ギリシャ人は午後2時から6時頃までの約4時間も休むのです!その為にその間は、ほとんどのお店などが閉まります。「シェスタ」と言う習慣は本来「夏の暑さをしのぐ為」に出来たものだと思うのですが、秋も冬も春も行っているので「良い意味でのやる気の無さ」を感じます(笑)。
また年配の男性は、カフェでグリークコーヒーを飲みながらバックギャモンで遊び、政治や哲学について延々と語り合っています。一方、女性はあまり外出をせず多くの時間を家事に費やしています。
ギリシャ人が多く使う言葉として「シガ・シガ(ゆっくり、ゆっくり)」「アブリオ・アブリオ(明日、明日)」があります。特に「アブリオ・アブリオ」は「今日じゃなくても明日でいいじゃないか。」と言う意味なのですが、物事を先送りする(苦笑)ギリシャ人の「のんびりさ」を良く表していると思います。
「喜怒哀楽」の部分では、例えば飛行機が無事に着陸すると「ブラボー!!!」と叫びながら拍手喝采で喜び合います。しかし例えば自動車が信号待ちをしている時、前の車が少しでも出遅れると「クラクションの嵐」となり怒りをあらわにします(笑)。
このように様々な顔を持っているので書ききれませんが「ちゃめっけ」のある、太陽のような明るさと寛容さを持っているギリシャ人を愛してやみません。

エフカリスト&アディオサス。

 
ギリシャで最も人気のある島の一つ「サントリーニ島」でのワンショット。「ギリシャ人」のおじさんと「ロバ」です。
「サントリーニ島」は急坂が多いので、観光客は「ロバ」に乗って上り下りをします!もちろん「有料」。



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