Γειά σας!(ヤーサス!=ギリシャ語で、こんにちは!)
改めまして、ギリシャ育ちの作詞家・歌手の渡辺 隆です(*^_^*)
たまに、ギリシャアクセサリーと雑貨の店Luludia(ルルーディア)店主の時もあります(苦笑)。
さて、気づけば、昨年の9月以来、約5か月ぶりのメルマガです<(_ _)>
昨年の9月から11月まで、アメリカ(ニューヨーク)・ギリシャ(アテネ)・台湾(台北/台中)にいました。
後で気づいたのですが、日本→アメリカ→ギリシャ→台湾→日本と「世界一周」してたんですね(苦笑)。
出生地の日本、育ったアメリカとギリシャ、親友の母国の台湾を、「ほぼノープラン」で回り、
『僕の人生のキーワード「ギリシャ」「テニス」「音楽」とは、いったい何なのか?』という答えを体感したくて、
文字通り、命を懸けて、世界中の人たちと会い、語り、泣き、笑い、ラリーをし、歌い、考えました。
全米オープンテニス、車いすテニス部門、シングルス準優勝の国枝慎吾選手
全米オープンテニス、車いすテニス部門、フランスの名プレーヤー、ステファン・ウデ選手と
アクロポリスの丘に建つ、ギリシャ国旗とともに…
【台湾は九份(Chiufen)からの景色】
そして、
『ギリシャの懐と自由の深さは世界一』
『ギリシャとは、醜悪な絶望や偏見すらも、心赴くままに表現すること』
『ギリシャとは「生き様」そのもの』と確信しました。
なので、ギリシャアクセサリー店の【ルルーディア】での「ギリシャ表現」を入門編とすると、
音楽家【LULUDIA】としては、「綺麗で表層的な形だけではない」より深いギリシャを、お伝えさせて頂きたいです。
僕自身が、ずっとずっと隠し続けていた経験や思いを、全て表現することで、
聴いたり、読んだり、見てくれる人が、少しでも、楽しかったり、うれしかったり、喜んでくれたり、
重々しい朝、ベッドから起き上がってみようと思ってくれたり、
何か、ほんの少しでもプラスになれたら、僕は「どこにいても、ギリシャと共に在る」と感じられると思いました。
僕は、2歳から6歳までをアメリカで、8歳から13歳までをギリシャで、約9年間を海外で過ごした、
いわゆる「帰国子女」です。
でも、僕は「恵まれたイメージ」のある「帰国子女」とは、真逆の家庭で育ちました。
父親は「アルコール依存症」だったので、3歳の頃から、虐待を受け続けて育ちました。
テキサスでも、アテネでも、日本でも、『家は地獄』でした。
僕自身、若くして心身を病み、もがき苦しみ続けました。
最愛の兄は、父と同様に「アルコール依存症」の果てに、32歳で、この世を去りました。
両親は、離婚をしましたが、父が50歳頃に、脳挫傷となり意思疎通もできない状態になった時に、
身元引受人が存在しなかったため、母は父の看病のために復縁しました。
「酒を飲んでいない父」を知らないからか、父の葬儀でも、
僕は、悲しい感情も何も無く、一滴の涙も流せなかったことが、人間として、何より辛かったような気がします。
僕自身も、離婚をしたり、幾度となく生命の危機に瀕しながら、
今も、まだ深刻な問題を抱えながら、暮らしています。
正直、色んなことを忘れたかったし、逃げ出したかったんですよね。
それでも、「こんな自分でも、何かできることがあるのでは?」という思いと、
『深い闇のような記憶』の中にも、父とも、兄とも、母とも、弟とも、友達とも、
きっと楽しい思い出や出来事があったはずなので、それに触れたくて
いわば『聖地巡り』のような旅に、きっと出たんだと思います。
「5人家族」だった頃を求めて、アメリカ・ギリシャへ。
そして、父の赴任先では無い、僕にとっての『新しい国』台湾へ。
きっと「全てを終わらせて、全てを始めたかった」んだと思います。
兄も父も、僕が【ルルーディア】を立ち上げ、10年間情熱を傾けたことも、
そして、『LULUDIA』というCDの存在も、もちろん知りません。
だけど『今、輝けば、過去も、また輝く』んだと思うんです。
ニューヨークでは、台湾人の親友「王ちゃん」(ヒューストン時代の隣人)が、なじみのカフェに朝食へ連れて行ってくれたら、
実はオーナーがギリシャ人だったことが分かり、別の日に、ランチでギリシャ料理「スブラキ」を食べてたり、
アテネから台北への機内(ドバイ経由)では、隣に座ったご夫妻(ソフィトプロスさん)が、
メルボルン在住のギリシャ系オーストラリア人で、
「It's GREEK to me.=(ギリシャ人のように)理解できないよね」っという、
ギリシャ人の特性を理解できない人たちが、ギリシャを揶揄したセリフについて、
「オレ達には、『ギリシャを分からない奴らの方が、理解できない』よな!(笑)」とアツく話し込んでしまったり、
台湾人の新たな友人と訪れた、映画『千と千尋の神隠し』の舞台としても有名な、台湾の九份(Chiufen)
【台湾は台中市の高美湿地(Gaomei Wetlands)のサンセット】
台湾に降り立った時に、そして、台湾人と触れ合う中で、浮かんだ句が
「台湾は 湿度の高い ギリシャかな」だったり(笑)、
台北で親切にしてくれた、アメリカ出身の友人が営むレストランへ行ったら、
メニューに、ギリシャ料理「ムサカ」を発見してしまい、もちろん食べつつ、ギリシャ談義に花を咲かせたり、
台北で開催中だった、女子テニスの国際試合OECオープンでは、日本選手を応援しつつも、
やはり、ギリシャの若手選手に目を奪われ、声援を送ってしまったり、
(台湾製のギリシャヨーグルト)
気づけば、「ギリシャを求め、ギリシャに引き寄せられる」自分がいました。
ギリシャは、いつも僕の全てを受け入れてくれている、特別な場所です(*^_^*)
これからも、アテネ育ちの『ギリシャ家(か)』として、ジャンルにとらわれず、
大好きなギリシャ語【σιγά-σιγά(シガシガ=ゆっくり・じっくり・まったり)】
を体現しながら、僕を救ってくれたギリシャに恩返しできたら、と思っていますので、
みなさま、どうぞよろしくお願いします♪
愛するギリシャ、そして、縁あって、お読み頂いた貴方に、
Ευχαριστώ πάρα πολύ!(エフハリスト パラ ポリ!=ありがとう!の最上級)
★育ったアメリカとギリシャへの里帰り、そして、作詞家・歌手としてのキャリアの基礎を築くべく、
ニューヨーク・アテネ・台湾で、詞を書いたり、歌ったり、テニスの全米オープンを観戦したり、
極限までテニスしたり(苦笑)、美術館行ったり、自然に触れたり、
日本人観光客が絶対行かない?「マイナーな場所」を訪れまくった足跡は、
主に、ブログやYouTubeにUPしていきますので、ぜひぜひチェックしてください!
☆ギリシャ育ちの作詞家・歌手【LULUDIA】ブログは、こちらから☆
☆『LULUDIA』 official YouTube channelは、こちらから☆
★1st album『LULUDIA』収録曲『THE BEAUTIFUL PLACE』をニューヨーク・セントラルパークで歌ってきました♪
(ニューヨークはブライアント・パークにて)
☆【MV】『THE BEAUTIFUL PLACE』~New York Central Park ver.~のYouTube動画へは、こちらから☆
★昨年の里帰りに、ふらりと寄った「ヘロディス・アッティコス音楽堂」🎶
20年前に古代円形劇場「エピダウロス」では、恐れ多くも(苦笑)、
谷村新司さんの『昴』を独唱させてもらったので、
いつか、音楽ユニット「LULUDIA」として、演奏したいです(*^^*)
☆アクロポリスの丘の上から見える「ヘロディス・アッティコス音楽堂」のYouTube動画へは、こちらから☆
★『LET IT BE(THE BEATLES)』をギリシャはピレウス港のバーで歌いました♪
☆『LET IT BE(THE BEATLES)』at PIRAEUS port in My HOMETOWN GreeceのYouTube動画へは、こちらから☆
★今年の全豪オープンテニスで、あのR.フェデラーに勝った、
ギリシャのS.チチパス選手の出身クラブ「フィロセイ」でのレッスン風景です🎾
僕も小学校5年生の頃、アテネでテニスを始めた「フィロセイテニスクラブ」出身なので、
ギリシャ人のコーチ「ディミトリアス」とアツく練習してきました(*^_^*)
☆(Greece)S.TSITSIPAS's hometown Tennis club 'FILOTHEI'①のYouTube動画へは、こちらから☆
★2018年10月に起こった、台湾での痛ましい列車事故のニュースを知り、
いつもお世話になっている台湾人の友人や、友人の家族のために、何かできないかと思い立ち、
東京から台北行きの飛行機の中で、書き上げた曲です。
☆『HOPE~PRAY FOR TAIWAN~』作詞家 渡辺隆[LULUDIA]楽曲のYouTube動画へは、こちらから☆
☆Amazonより販売中の1st Album 『LULUDIA』 CDの紹介ページは、こちらから☆
Ευχαριστώ!(エフハリスト!=ありがとう!)
Αντίο σας!(アディオ サス!=失礼します!)