ギリシャ料理の作り方

表参道でピタショップ「アテナ」というギリシャ料理店を経営&店長をしていた
店主の母親直伝のギリシャ料理レシピを一挙公開!

みなさまも
Νόστιμο!(ノースティモ!=美味しい!)
なギリシャ料理にトライしてみてくださいね♪



(ぴあランキングルメ シリーズ8 首都圏版 1997年9月25日発行)





(前菜)

ジャジキ

タラモサラダ

タコのマリネ

(メインディッシュ)

スブラキ

スブラキ・メ・ピタ

ムサカ



ジャジキ(食いしん坊の4人分)

【 材料 】

プレーンヨーグルト 400g
きゅうり 1本
にんにく(小さめ) 2かけ

塩 小さじ2分の1
コショウ 適量

【 作り方 】

① ざるにキッチンペーパーを2枚しき、ヨーグルトを入れ、冷蔵庫で4・5時間、水切りをする。
   水切りしたヨーグルトを容器に入れる。

② きゅうりをすり器で、すりおろし、手で絞って水分を切る。

③ にんにくをすり器で、すりおろす。

④ ①のヨーグルトに、②③を入れる。
   塩とコショウを加え、よくかき混ぜる。
   冷蔵庫で冷やす。



 


ざるにキッチンペーパーを2枚しき、ヨーグルトを入れ、冷蔵庫で4・5時間、水切りをする。

 

水切りしたヨーグルトを容器に入れる。







きゅうりをすり器で、すりおろし、手で絞って水分を切る。



にんにくをすり器で、すりおろす。



①のヨーグルトに、②③を入れる。



塩とコショウを加え、よくかき混ぜる。
冷蔵庫で冷やす。

 


パンやクラッカーなどにのせて食べます。
スブラキ(ギリシャ風串焼き)との相性も抜群!



 


 
タラモサラダ(食いしん坊の4人分)

【 材料 】

じゃがいも 中3個
食パン(6枚切り) 1と4分の1枚
タラコ 100g

オリーブオイル 大さじ4強
レモン汁 1個分

【 作り方 】

① じゃがいもの皮をむき、半分に切り、パイレックスなどの耐熱容器に並べ、ラップをして、電子レンジ(600W)で 7分位、加熱する。
   じゃがいもをすり鉢で、よくすりつぶす。

② 食パンの耳を切り、水(100cc位)に浸して、柔らかくする。
   パンを手で絞り、水分を切ったら、すり鉢に入れて、よくする。

③ タラコに包丁で切り目を入れて開き、身をかき出す。

④ ①②③をすり鉢に入れて、よくする。
   オリーブオイルとレモン汁を交互に入れながら、もったり感が出るまで、すりこぎやゴムべらでよくかき混ぜる。

 
 

じゃがいもの皮をむき、半分に切り、パイレックスなどの耐熱容器に並べ、ラップをして、電子レンジ(600W)で7分位、加熱する。

 

じゃがいもをすり鉢で、よくすりつぶす。

 

食パンの耳を切り、水(100cc位)に浸して、柔らかくする。

 

パンを手で絞り、水分を切ったら、すり鉢に入れて、よくする。

 

 

タラコに包丁で切り目を入れて開き、身をかき出す。

 

①②③をすり鉢に入れて、よくする。

 

 

オリーブオイルとレモン汁を交互に入れながら、もったり感が出るまで、すりこぎやゴムべらでよくかき混ぜる。

 

パンやクラッカーなどにのせて食べます。
お酒のつまみに最高♪



 

タコのマリネ(食いしん坊の4人分)

【 材料 】

タコ(ゆでたもの) 350g
オリーブオイル 50cc
レモン汁 1個分
にんにく 1かけ
塩、コショウ 適量

【 作り方 】

① タコを2cm程の大きさに切る。

② オリーブオイル、レモン汁、にんにく(みじん切り)をよくかき混ぜる。塩、コショウで味を整える。

③ 切ったタコを入れて、あえる。

④ 冷蔵庫で、2時間以上つけておく。



 


タコを2cm程の大きさに切る。
 
 

オリーブオイル、レモン汁、にんにく(みじん切り)をよくかき混ぜる。塩、コショウで味を整える。

 

切ったタコを入れて、あえる。

冷蔵庫で、2時間以上つけておく。

 

お酒のつまみに最高です(*^_^*) 



 


 
スブラキ(食いしん坊の4人分)

【 材料 】

豚肩ロース(かたまり) 250g(竹串8本分)
塩 適量
ブラックペッパー 適量
オレガノ 適量

【 作り方 】

① 豚肉を角切りにし(焼き鳥のように)串に刺す。

② 両面にまんべんなく、塩・ブラックペッパー・オレガノを振っておく。

③ 串が焦げないように、持ち手をアルミホイルで包む。

④ 両面に、こんがり焦げ目がつくまで、グリルで焼く。



 
 

豚肉を角切りにし(焼き鳥のように)串に刺す。

 

両面にまんべんなく、塩・ブラックペッパー・オレガノを振っておく。

 

串が焦げないように、持ち手をアルミホイルで包む。

 

 

両面に、こんがり焦げ目がつくまで、グリルで焼く。

 

ギリシャ風の串焼きです♪
ギリシャでは、主にラム肉を使います。
レモン汁を振りかけると、ビールやワインのおつまみに絶品!



 

スブラキ・メ・ピタ(食いしん坊の4人分)
(「メ」はギリシャ語で「With」の意味です。)

【 材料 】

(半分にするとポケット状になる)ピタパン 2枚
オリーブオイル 適量

玉ねぎ(小) 半分
トマト(大) 1個
レタス 4枚
(野菜の種類や量は、お好みで)

スブラキ 8本分 ☆スブラキの作り方は、こちらから☆
ジャジキ ジャジキレシピの半量 ☆ジャジキの作り方は、こちらから☆

【 作り方 】

① 丸いピタパンを半分に切り、袋を開けておく。

② 玉ねぎを薄くスライスして、水にさらし、しっかり水気を切る。

③ トマトを輪切り、または半分にしてスライスする。

④ 手早く調理するため、②③とレタスを容器にまとめておく。

⑤ オリーブオイルを薄く敷いたフライパンで、ピタパンをうっすらと焦げ目がつくくらいに両面を焼く。

⑥ ピタパンの中に、スブラキ→ジャジキ→玉ねぎ・トマト・レタス→スブラキ→ジャジキの順番で入れる。 

 

 

丸いピタパンを半分に切り、袋を開けておく。

 

玉ねぎを薄くスライスして、水にさらし、しっかり水気を切る。

 

トマトを輪切り、または半分にしてスライスする。

 

手早く調理するため、②③とレタスを容器にまとめておく。

 

オリーブオイルを薄く敷いたフライパンで、ピタパンをうっすらと焦げ目がつくくらいに両面を焼く。

 

スブラキ

 

ジャジキ

 

ピタパンの中に、スブラキ→ジャジキ→玉ねぎ・トマト・レタス→スブラキ→ジャジキの順番で入れる。

アツアツの内に召し上がれ~

ギリシャでは、身近なファストフードとして好まれています♪
栄養満点です\(^o^)/





ムサカ(食いしん坊の4人分)

ムサカ(なすの重ね焼き)は、ギリシャで最もポピュラーな家庭料理の一つです。
一度食べると、やみつきになること間違いなし!

【 材料 】

じゃがいも 大3個
なす 4本
(数はお好みで)

トマト水煮缶 1缶
玉ねぎ 1個
スープキューブ 1個
合挽肉 300g
塩 小さじ1
コショウ 適量
オリーブオイル 適量

バター 20g
小麦粉 大さじ3
牛乳 500ml
玉子 2個
塩 小さじ1

パルメザンチーズ 適量
パン粉 適量
(シナモン 適量) ギリシャでは使います。お好みで。



【 作り方 】

1.ミートソースを作る。

① 玉ねぎ(みじん切り)をオリーブオイルで炒める。
② 挽肉を加え、炒める。
③ トマト缶、スープキューブ、水を少し加え、汁気がなくなるまで煮る。塩、コショウで味つけ。


2.ベシャメルソースに玉子を加えたソースを作る。(市販のホワイトソース缶でもOK)

① 牛乳を40℃位に温める。
② 別鍋でバターを弱火でとかし、小麦粉を入れる。
③ 木べらでよく練り合わせ、ごく弱火で色がつかないように、水分をとばし、ぱさぱさするまで炒める。
④ ①で温めた牛乳を少しずつ入れながら、手早くかき混ぜのばし、なめらかなソース(グラタンより少し柔らかめ)を作る。
⑤ 塩を入れて、さらに混ぜる。
⑥ よくといた玉子を少しずつ入れ、手早くかき混ぜる。
  玉子に火が通って、ソースが固まってきたらできあがり!




3.野菜の下準備

① じゃがいも、なすを5mm強の輪切りにする。
② なすはフライパンを使い、少なめのオリーブオイルで揚げる。
  じゃがいもは電子レンジ(600W)で3分位チンっ。
  (ギリシャでは、じゃがいもも揚げます。)
③ じゃがいもとなすに軽く塩をふりかけておく。



パイレックスなどの耐熱容器に、じゃがいもをのせます。




じゃがいもの上に、なすを。




なすの上に、ミートソースを。




ミートソースの上に、ベシャメルソースをのせます。





4.美味しくな~れ

① パイレックスなどの耐熱容器にじゃがいも、なす、ミートソース、ベジャミルソースの順に重ねてのせる。
② パルメザンチーズ、パン粉、(ギリシャでは、シナモンも)をふる。
③ 200℃のオーブンで30分、表面にこんがり美味しそうなこげ目がつくまで焼く。





 

大事なポイント
●「2.ベシャメルソースの作り方」 弱火で!手早く!焦がさない!

●できあがりの、こんがり美味しそうなこげ目♪

ギリシャでは、焼いてから一晩冷蔵庫でねかせて、翌日オーブンで温めるのが美味しい食べ方と言われています。




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