店主コラムは「ギリシャを身近に感じて頂き、その上でギリシャの商品をお届けできれば」という思いから、
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ギリシャで暮らした5年間の中で、特に生活に密着した出来事などを書き連ねてみましたので、
どうぞ、ごゆっくりお楽しみくださいませ(*^_^*)

(23)2010年4月1日(木)号 ギリシャ人VS日本人VSアメリカ人の子ども達のケンカ!?

ヤーサス!4月は出会いの季節ですね。新しいお客様との出会い、新しい商品との出会い、「学童クラブ」での新入生との出会い・・・。みなさまには、どんな出会いが待っているのでしょうか?そこで今回は、出会いがあれば争い?もあるということで「ギリシャ人VS日本人VSアメリカ人の子ども達のケンカ!?」について書かせて頂きますね♪

子どもは異国へ行くと「悪口」から覚えるようです、経験上(苦笑)。私も「ブラカ(バカ)」「マラカ(もっとバカ)」「エラレ!(来いよ!)」などを覚えました。
まずは「ギリシャ人VS日本人」。ギリシャ人の子ども達は日本人のことを「チンチョンチャーン!」と呼んでバカにしてくるのです。そんな風に呼ばれると、私達も(言葉は悪いですが)「ギリ公!」と。ちなみに「チンチョンチャン」とは日本人だけでなく、中国人を中心としたアジア系の人達をバカにした呼び方でした。そしてギリシャ人は遠くから石を投げて逃げるという、なんとも卑怯な(苦笑)ケンカをしかけ、私達は彼らを追いかけ、捕まえ、胸ぐらをつかみ黙らせる。殴るポーズを見せると、とたんに「フィーロス!フィーロス!(フレンド!フレンド!)」などと言って、握手を求め降伏(笑)。
次に「アメリカ人VS日本人」。アメリカ人の子ども達は自らを「アメリカン」と名乗り、日本人のことは「ジャップ!」。私達も(言葉は悪いですが)「アメ公!」。この両国のケンカは本当に壮絶で、殴る・けるは当たり前。「鉄パイプ」を振り回すアメリカ人もいたりして、流血沙汰でした(苦笑)。勝敗は五分五分だったかな?


アテネ市内にある「戦争博物館」。10数年前の「里帰り」時のワンショットですが、髪の色が若い(笑)。





異国に住んでいると「自分達は日本人の代表なんだ!」という感じで、日本に誇りを持ちます。それだけに、日本がバカにされることは許せなかったのでしょう。
でも、例えばアメリカ人の「誕生日パーティー」には、ギリシャ人も日本人も仲良く参加していました。意外に「熱い」友情で結ばれてもいたんだなあ、と思ったりもします。
「ケンカするほど仲がいい。」は万国共通ですね。

エフカリスト&アディオサス!



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