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ギリシャで暮らした5年間の中で、特に生活に密着した出来事などを書き連ねてみましたので、
どうぞ、ごゆっくりお楽しみくださいませ(*^_^*)

(24)2010年5月5日(水)号 サントリーニ島での暴風雨!

ヤーサス!もう5月ですね~。早いもので1年の3分の1が過ぎ去ってしまった訳ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?「ゴールデンウィーク」についてでも書きたいところですが(ギリシャにはないので)今回も季節感を無視して(苦笑)2~3月の出来事について書かせて頂きますね♪
お題は「サントリーニ島での暴風雨!」です。それでは、お楽しみください!

大学2年の春休みに、当時の彼女(年上)とギリシャへ「里帰り」をしました。私は編入学記念、彼女は卒業旅行として2~3週間。
ほとんどの時間を、ギリシャ大使館職員の岡和男さん宅を拠点にして、アテネ市内を中心に動いていた訳ですが、2泊3日で「サントリーニ島」にも行ってきました。今思えば、いつも彼女に頼りっきりだった私ですが(苦笑)、ギリシャでは現地の旅行会社と交渉して、フライトやホテルをおさえたりしました。ちなみに「サントリーニ島」は、ギリシャで最も人気のある島の一つで、あの「幻のアトランティス大陸」の起源と言われています。


若かりし頃の私とサントリーニ島の街並み。懐かしく、そして恥ずかしい(笑)。

さて、1日目・2日目は普通に観光して回っていたのですが、3日目はあいにくの暴風雨・・・。更にギリシャと言えども、2~3月は寒い日は相当寒いです。フライトが怪しかったのですが、とりあえずバスで飛行場まで。そうすると、なんと空港が完全に閉鎖されていました!日本ではフライトが欠航でも職員はいると思うのですが、そこはギリシャ。人っ子一人いませんでした・・・。
バスも行ってしまったし、タクシーも無いし、電話も無いしで、偶然居合わせた10人くらいの日本人観光客は大パニック!非常事態だったので、とりあえず観光客を落ち着かせて、比較的暖かい場所へ避難させ、私は一人暴風雨の中、民家を探しに行きました。
なんとか探し当てた民家のご主人に事情を話して、観光客を呼び寄せ一段落。そして、そこからタクシーを呼んでもらって島の中心部へ戻り、全員のホテルなどを手配して、もう1泊することになりました。
翌日は快晴で、無事アテネに戻ることができました。っと、ここまで読むと単なる自慢話な訳ですが(苦笑)、ちゃんと帰国後に「オチ」があります。
その後、事あるごとに彼女から「ギリシャでは頼りがいがあったのに・・・。」と言われ、最終的には振られてしまいました(泣)。日本でも日々「ギリシャモード」でいたいものですね(苦笑)。

エフカリスト&アディオサス!



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